東京ベイコート倶楽部に滞在中です。
昨晩は『時宜』(ZIGI) でお食事を頂き、おいしい、見た目にも美しいお料理をゆっくり楽しんできました。
主婦はいつもシェフ業ばかり!たまにはこんな時間が必要ですね。
予約したお料理は こちらの3周年記念のアニバーサリーディナーコース(30000円/2人)
テーブルに置かれたお献立に目を通すと・・・先付、膳彩??普通は前菜って書きませんか?でも『膳彩』なんです。なんだか、期待が膨らみます。どんなお味が楽しめるのだろう!この写真は『膳彩』。ワインも頼んで、お食事が始まります。まずは、食前酒の梅酒。あっさりさっぱりスッと入っていく梅酒でした。息子は飲めないことはないけれど、お酒類が好きなほうではありません。そんな彼も、頂いてました。先付けはフォアグラを使ったちょっと名前が出てきませんが・・・茶碗蒸しのようなムースでおいしい鰹だしのアンがかかっています。このアンにも感激!いよいよ『膳彩』!目の前に出されると、その字の如くすごくきれいでなるほど膳彩。どれもおいしかったけど、写真の一番左の吉切鮫ふかひれ枝豆クリームソース、と、右のタコの柔らかにの柔らかかったこと!どうやって?このやわらかさ。。。と急に主婦目線。もちろん潮汁も大変おいしい。・・・毎日の食事にこんなに丁寧にだしをとることなんてない私は、ひたすら感激・・・お造りの本伊勢海老の洗いはプリップリのうえ、すだちを絞ったせいか「伊勢海老なのにみかん食べてるみたいだ!」と息子。娘も「あ~、ホントだね」と(笑い)。のどぐろのソテーはそれは美味でした。付け合せの温野菜を和風仕立てのガーニャカウダーでいただくのですが、これがまた。。。最近こんなソース作ってないよ~!!の感激。次にでてきたのが、あわびの塩釜焼きなんですが、柔らかく丁寧に塩釜で焼かれて海苔のクリームソースで頂く・・・私はこれが好きです。他の3人は前沢牛サーロインステーキにノックアウトされてましたが!いよいよ〆のご飯です。この時期にしかいただけない新生姜を仕上げに合えた釜炊きのご飯。お味といい風味といい上品で、〆としてぴったりです、お腹の中にやさしく落ち着きます。ホースラディッシュを加えお茶漬けにしてもおいしかった。
外で頂くお食事はこれくらい満足できるものがいいなぁ。「おいしかったご馳走様でした。」
主婦は、自分が作れるレベルの外食はしたくないものです。何をあわせてこのソースを作ったんだろう!?おいしい!と、初めての味に出会ったり、ここ「時宜」さんの様に、素材本来の味をとても上手に引き立たせてくれる手の混んだ下処理・・・だしやアンのすばらしさに感激したりすることが、満足感につながる。また食べたいと思えるんですよね~。主婦の皆さん、そう思うでしょ?