衝撃!セブ島でクレジットカードが不正利用されました【海外あるある?】

夜も更けた頃、フィリピンの電話番号から夫の携帯に一本の電話がかかってきました。
銀行からだというのですが、もう営業時間はとっくに終わっているはず。
何事だろうと夫が電話に出ると、そこで信じられない事実が判明したのです。

なんと、私名義のクレジットカードが、別の誰かに不正利用されたというのです!

突然の電話!「740USDの買い物、しましたか?」

夫が電話口で、「あなたは740USD(日本円で約10万円)の買い物をしましたか?」と聞かれ、私に尋ねてきました。

ちょうどその時、私はそのクレジットカードを使って、近所のベーカリーで292.5PHP(約800円)の買い物を済ませ、部屋に戻ってきたばかりでした。だからこそ、「え、何かとんでもないことが起こったんだ!」と、すぐに状況を理解できずに戸惑いました。

「そんな、USDで買い物なんてしてないよ!」と答えると、夫は引き続き電話の相手と話し続けます。

後から夫に詳しく話を聞くと、電話はHSBC銀行のセキュリティ部門(正式名称は不明)からだったとのこと。
もし740USDの買い物が私によるものでなければ、そのカードは不正利用されている、と。
その740USDの請求はすぐにブロックするものの、まだカードが使われる可能性があるため、すぐにカード会社に連絡して利用停止にするべきだとアドバイスを受けたそうです。

翌朝判明!Agodaでの高額決済と銀行の慣れた対応

翌朝、カードの利用履歴を確認してみると、さらに驚くべき利用が発覚しました。
なんと、17,000PHP(約4.5万円)がAgoda(旅行予約サイト)でも使われていたのです!

今回のマスターカードはHSBC発行のカードだったので、銀行の営業開始と同時にHSBCへ直行しました。
昨晩からの状況を全て話し、不正利用されたカードを利用不可にしてもらう手続きをお願いしました。

銀行側の対応は、まるで「頻繁に起こることなのだろうな〜」と感じさせるほど慣れた様子。
「それは大変でしたね。急いで対応するのでご心配いりませんよ」なんて言葉は一言も出てこない。
日本なら、多分ですが、朝一番に銀行に来て「クレジットカードが不正利用されたようなので対処してほしい」という顧客がきたら、寄り添った言葉で対応してくれると思うのですよね。
国民性の違いか、はたまた、日常茶飯事に起きてることで慣れっこなのか!わかりません。

今回はわたしのクレジットカードが不正利用されました。
私のカードはサプリメントカードで、夫のHSBC口座から引き落としになるクレジットカードなのでメインは夫のカードです。
私のマスターカードは使えなくなるのはわかりますが、メインの夫のマスターカードはどういう扱いになるの?
このまま使えるの?夫のも新しいカードになってしまうの??
いろいろな聞き方をして、答えをもらったのは、夫のマスターカードはそのまま使い続けられるということでした。
私の新しいマスターカードについては、
「新しいカードを発行しますから、そのカードを使ってください。カードは営業日ベースで1週間から2週間で届きます。」
ということでした。

なぜ、こんなことに?盲点だった「カードの預け渡し」

さて、なぜ今回、このような不正利用が起こってしまったのでしょうか。

思い当たる節があるとすれば、それはクレジットカードを店員に預けていたことが原因ではないかと考えています。

フィリピンのレストランでは、会計をする際、テーブルで明細をチェックし、問題なければその明細とキャッシュまたはクレジットカードを店員に渡すのが一般的です。
店員はカードを持ってレジへ行き、決済を終えて戻ってきます。
他の客も皆そうしているように見えたので、私もこの国のルールなのだろうと疑わずにいました。

スーパーマーケットなどでは目の前で会計してくれるのですが、なぜかこのHSBC発行のマスターカードは、暗証番号を入力せずに決済できるタイプだったのです。
最初は「どうして暗証番号を入れないんだろう?」と疑問に思いましたが、慣れてしまうとそれが当たり前になっていました。

「落としたら勝手に使われるから気を付けなきゃ!」
「もし盗難にあったらすぐに止めてもらおう!」

この二つは常に肝に銘じていたのですが、まさか、手元にあるはずのカードが、店員の手に渡った一瞬の隙に情報を抜き取られる(スキミングなど)可能性があるとは、正直、盲点でした。

今後の対策と海外での会計術

今回の件で、海外でのクレジットカード利用に対する意識が大きく変わりました。今後は、会計する際には、どんな場所であってもテーブルではなくレジに行き、必ず目の前で会計をしてもらうことを徹底しようと思います。

もしかしたら、お店の人にとっては少し面倒な客だと思われるかもしれません。
でも、自分の身を守るためには必要なことです。
これからは、「カードを不正利用されたことがあって、あなたを信じていないわけではないけれど、目の前でお会計してもらいたいのです」くらいのことを英語でスラスラと言えるように練習して、実践していこうと思っています。

海外でクレジットカードを利用する際は、皆さんもどうぞご注意ください。
今回の私の経験が、誰かの注意喚起になれば幸いです。

海外でのスキミング対策注意点として考えられる事

目視と物理的な確認を怠らない

  • ATMやPOS端末: カードリーダーやテンキー部分に不自然な盛り上がりや取り付けがないか、不自然なコードや配線がないか、ぐらつきがないか確認しましょう。スキマーは本物そっくりに作られていることがあります。
  • 周囲を警戒: ATM利用時などは、不審な人物が周囲にいないか確認し、覗き見防止のため手で暗証番号を隠して入力しましょう。
  • ガソリンスタンドの給油機: 特に利用頻度が高い場所なので、カードリーダーの異常がないか確認が必要です。

カードは常に目の届く場所で

  • レストランや店舗: カードを店員に渡して「裏に持って行かれる」ような場合は特に注意が必要です。
    目の前で決済してくれるよう要求するか、レジまで行って自分で決済するようにしましょう。
  • スキミング防止対策済みの財布やカードケース: RFID(非接触型ICカード)スキミングを防ぐための特殊な素材でできた財布やカードケースを使用するのも有効です。

ICチップ付きカードを優先的に利用する

  • 磁気ストライプよりもICチップの方がセキュリティが高く、偽造が困難です。
    海外ではICチップ付きのカードを利用したいですね。

不審なメールやSMSに注意(フィッシング詐欺対策)

  • 銀行やクレジットカード会社を装った偽メールやSMSに注意しましょう。
    リンクをクリックしたり、個人情報を入力したりしないこと。
    個人情報が抜き取られると怖い怖い!

複数のカードを持つ(リスク分散)

  • 万が一のトラブルに備え、異なる会社のクレジットカードを複数枚持っていると安心です。
    一部だけ被害に遭っても、他のカードで対応できます。
    くれぐれもスリには注意!不注意での置忘れなど絶対にしてはいけませんね。
  • デビットカードやプリペイドカードも検討し、高額決済以外はそれらを利用するのもよいと思います。

利用明細をこまめにチェック

  • オンラインバンキングやカード会社のアプリで、利用履歴を毎日確認する習慣をつけましょう。
    これは徹底したいですよね!不審な利用があればすぐに気づけて、カード会社に伝えるなど対応が早くできます。

利用停止時の連絡先を控えておく

  • 緊急時にすぐにカードを止められるよう、カード会社の緊急連絡先(海外からのフリーダイヤルやコレクトコール番号)をメモしておくと安心です。

この記事を書いた人

haomei

20年ほど前に夫の海外赴任に帯同し、海外で暮らす生活も刺激的でいいな!と思うようになりました。マリオット、アナンタラ、ヒルトン、エクシブ、鴨川ジャイロと、リゾートクラブを満喫し、今はセブ島に落ち着いています。
しばらくは、セブ島での普通の暮らしをご紹介することになると思います。
よろしくお願いします。