皮膚から身体に取り込まれる成分にも要注意

今日もまた、「茶のしずく」石鹸の加水分解コムギ末(水解小麦末)を配合した商品で小麦アレルギーを発症した人が471人との報道がされた。

アレルギーってどういうことか知ってますか?
ある種の物質に対して体質的に抗体が出来る人があり、一度抗体が出来てしまうと、次に同じものが侵入してきた時に過敏に病的な強い反応が現れる。これをアレルギーといいます。

小麦アレルギー・・・小麦に含まれる物質が抗原になって、身体がその抗原に対してリンパ球のB細胞の働きで抗体を作ってしまう、そんな免疫機能に訴えてしまったために起こる症状です。

私のアメリカ人の友人の一人がこのアレルギーを持っています。子供の頃はパンでもパスタでも何でも食べられていたそうなのですが、大学に入った頃からこの症状が出て、以来、彼女は吟味した食材を選び、自分で調理して、友人同士の会食の場でも、食べるものは限られています。。。私はかわいそうに思ってしまうけど、彼女自身は明るくてしっかりと自分の体質を理解したうえで、いろいろな国を飛び回り、楽しく生活しています。
それでも、この小麦アレルギーが発症してなかったらもっと味覚の面でも見識を広げられたのではないかと思うと、 気の毒な気がしています。

今回の石鹸の話は、直接食物を食べることによって体内に入ったわけでもないのに、その石鹸成分に含まれる小麦が引き金になって感作が起こってしまったわけですね。(皮膚からも吸収されることがよくわかる事態です)

アロマテラピーのエッセンシャルオイル(精油)を正しくご紹介しなければならない私たちにとっては、その方の体質や病歴などのカウンセリング重視を心がけなければならないことの教えとなりました。
実は、私自身、夕べのお風呂での全身浴時に皮膚に異常を感じて、あわてて飛び出し、処置をした 事件?がありました。
私の昨夜の出来事はアレルギー反応ではなく、精油成分が直接皮膚に付着して起こった失敗談ですが・・・。
参考のためにお話します。
まず、皆さんは全身浴で精油を利用するときの適量をご存知ですか?
小さな穴が開いている精油のビンから滴下する量は5滴までです。(大人)
水分と油分はなかなか混ざり合わないですから、塩に5滴のエッセンシャルオイルを滴下してから湯船にいれその塩を溶かしてから、湯船に浸かる。
すると、その特徴成分は鼻から、呼吸器から、皮膚から血液に・・・と全身を回り、影響をあたえます。筋肉をやわらかくしてくれたり、発汗を促してくれたり、気分を落ち着かせてくれたりするわけです。
そんな素敵な精油ですが、自然界の植物からの代謝物を凝縮してるため、原液が皮膚に付着すると、炎症がおこります。
昨夜は寒く、まだソルトが完全に溶けてないのに湯船に飛び込んでしまったのが原因で右足の膝頭から少し下の部分が赤く腫れ痛みを伴いました。
しばらく流水で付着成分を流して、お風呂からあがったのですが、赤みも痛みも取れない。。。赤く腫れた部分を20分くらい氷で冷やして、少し腫れが引いたので、ぴりぴり感はありましたが、患部には何もつけないで、寝ることにしました。今朝には腫れも、痛みも消えていました!もちろん赤みも残らず、元通り!!皮膚科に行かずに済んで本当にホッとしてます。
昨日付着した精油はジュニパーでした。

写真で皮膚が赤くなってるのわかりますか?