ニューヨークへは、15年ぶりくらいですが、街は当時とそんなに変わっていないように思います。圧倒的によくなったように思うのは治安ですね。当時はマンハッタンのそこここにホームレスのかたを見かけましたが、今回はほとんど見かけることがありません。
レストランは持ち帰りができるデリなどが、多くできていて気軽に食事ができるところがマンハッタンにも増えているようにおもいました。
そのなかで、15年前からかわらないセントラルステーションの中にあるオイスターバーに行ってきました。
昔と変わらないガラスのドアを押して入り口を入ると、右側がカウンター席、左がテーブル席です。世界各国から空輸されたオイスターがずらりと並んでいます。カウンターの中にいる、ちょっと巻き舌でしゃべるラテン系だと思われるオジサンに6ピースのおすすめのオイスターとマンハッタンクラムチャウダー(ここ独特の、ケチャップ味のやつです)と白のグラスワインを頼んで、一緒に出てくるオイスタークラッカーで軽い夕食にします。なんとも暖かい味で出張のつかれや緊張感がすっと抜けていくような気がします。おとなりではみなさん、1ダースをたのんでワインもボトルを2人でグイグイやっていました。日本で言えば、浅草などにある古くからある老舗の居酒屋で楽しい空気でいっぱいのレストランです。値段はオイスター6個、クラムチャウダー、グラスワインでチップを含めて3000円くらいでした。おなかの具合に応じて気軽に楽しめるお店です。