セブ島あるある? ハイチェア購入でまさかの珍事件勃発!

セブ島で暮らす我が家のキッチンは、開放感あふれるアイランドスタイル。



このカウンターで食事をするために、ずっと理想のハイチェアを探していました。素材やデザインに妥協したくなくて、なかなか「これ!」というものに出会えず、探し回ること数ヶ月。

そんな中、ついに見つけたんです!ハイチェアではなくベンチタイプなのですが、部屋の雰囲気にぴったりで、高さも申し分ない椅子に巡り合うことができました。



「普通」が「普通じゃない」セブでの買い物体験

椅子を買う。日本ではごくごく「普通」のことですよね?
でも、この国フィリピン、特にセブ島では、その「普通」が「え、マジで!?」という展開になることがあるんです。
今日は、まさにそんな体験を皆さんにシェアしたいと思います。

私が椅子を購入したのは、セブシティで最も有名で大きなモール(多分)に入っている家具屋さん。
我が家のコンドミニアムもこのモールの一角にあるので、「近場で良いものが見つかった!」と喜び勇んでいました。


在庫あり!…からのまさかの「送料問題」

店内に展示してあったベンチに一目惚れし、サイズを測って「これにします!」と店員さんに伝えました。彼女はすぐに在庫を確認してくれ、「倉庫に2つ在庫があるので、新しいものをお届けします」と、伝票作成に取り掛かります。

在庫があって一安心…と思いきや、ここからがセブ流。

英語で書かれた3枚の書類にサインを求められます。
一応目を通しますが、内容が膨大なので適当にサイン。(金額、配送日、キャンセルポリシーなどが書かれています)

「明日、午後に新品を届けます」という話だったのですが、ここで問題発生です。 「新品は倉庫にあるから、配送料700ペソ(約2,000円)を運送業者にキャッシュで払って」とのこと。

いやいや! 同じモールの中にあるコンドミニアムまで、自分たちでも運べそうな2人用のベンチを運ぶのに、2,000円も払うのは納得がいきません!交渉開始です。


マネージャー介入で一旦ハッピーエンド…のはずが

「配送料は払いたくない!」と食い下がると、店員さんはマネージャーを呼んできてくれました。マネージャーは話を聞いてくれ、「わかりました。交渉します。一度店に納品させて、店のスタッフが届けますから」と、快く承諾してくれました。

これで一件落着!と思って、気持ちよく帰宅しました。明日、ピカピカの新品ベンチが届くはず。


届いたベンチは「新品」じゃなかった?拭いても取れない謎の汚れと傷

翌日、約束通りの時間に店の男性スタッフがベンチを届けてくれました。
ここで、私は大きな失敗をしてしまいます。
その場で梱包を解いてベンチの状態をチェックしなかったんです!

男性スタッフが帰った後、改めてベンチを見てみると…あれ?なんだかやけに汚れている。
夫は「こういうヴィンテージ風のデザインだよ」と言うけれど、どう見ても汚れに見えます。「倉庫に長く置かれていたから汚れたのかな?」と拭いてみましたが、一向に綺麗になりません。

さらに、座面の隅には、ぶつけたような傷跡が…。これもデザイン?いや、さすがにこれはおかしいでしょ!


残るモヤモヤと、再交渉へ!

モヤモヤは残るものの、部屋に置いてみると確かに雰囲気にはマッチしています。
大きさも色も質感も良く、「良い買い物だったな」と思えるベンチです。

しかし、気に入れば気に入るほど、どうしても座面の角の欠けたような傷が気になって仕方ありません。「やっぱり新しいものに交換してもらいたい!」という気持ちが時間ごとに強くなっていきました。

傷や汚れの部分の写真を撮り、再び店へクレームを言いに行くことを決意しました。
同じモール内なので、思い立ったらすぐ行動できるのが救いです。


「やっぱり来たか!」と「うちのは展示品」の真実

店内に入ると、たくさんのスタッフの視線を感じます。「やっぱり来たか!」という顔にも見えてくるような気がしました。

そして、レジのそばにあったあのベンチが…ない!

この瞬間、確信しました。やはり我が家に届けられたのは、展示品だったのだと。
「ここにあったベンチを部屋に届けたのか?」と、配達してくれた男性スタッフに尋ねると、彼はあっさりと言い放ちました。

「そうだよ。700ペソの送料を払わないって言うから、ここのを持って行ったんだ。」

その衝撃の告白に、私は呆然。
それでも、私は届けられたベンチの傷や汚れの写真を彼らに見せます。しかし、店の人は「これはヴィンテージ風のデザインだから」と、同じデザインのテーブルセットなどを見せて、取り合ってくれません。

それでも食い下がり、この傷は嫌だから倉庫にある新品と取り替えてほしいと伝えると、再び「倉庫から持ってきたら送料700ペソはかかる」と言われました。


諦めない交渉!ついに「和解」へ

この不毛なやり取りの後、結局「倉庫にあるベンチの写真を送るから、それを見てから交換するかどうか決めたらどうか」という提案がありました。

翌日、期待のメールが届きましたが、なんと写真の添付はありません。
ただ「いつでも店に来て!」と書かれていました。指示通り店舗に行くと、ようやく倉庫にある新しいベンチの写真を見せてもらえました。
やっぱり、新しいものがいい!

そして、再び交渉です。

「契約した時の話では、倉庫にある新しいベンチを送料700ペソがかからないよう、上司に交渉して届けるということでしたよね。でも、家に届いたのは新しいベンチではなく、この店にディスプレイされていたベンチだった。約束が違うから、返品したい。」

と、今回は強気で申し出ました。すると、今まで強気だったマネージャーの態度が急に変わり、上司と相談すると言い出しました。

しばらくして戻ってきたスタッフは、「わかりました。倉庫にある新しいベンチを、送料なしで来週中にお届けします」と、ついに和解の言葉を口にしました。


そして、ハッピーエンド!

ベンチが家に届くまでは正直気が抜けませんでしたが、先週末、約束通りピカピカの新しい椅子が無事に届きました!

セブ島での買い物は、一筋縄ではいかないことも多いですが、これもまた経験。諦めずに交渉すれば道は開ける、ということを改めて学んだ出来事でした。

皆さんの海外での買い物体験はいかがですか?こんな「セブ島あるある」に共感していただけたら嬉しいです。









この記事を書いた人

haomei

20年ほど前に夫の海外赴任に帯同し、海外で暮らす生活も刺激的でいいな!と思うようになりました。マリオット、アナンタラ、ヒルトン、エクシブ、鴨川ジャイロと、リゾートクラブを満喫し、今はセブ島に落ち着いています。
しばらくは、セブ島での普通の暮らしをご紹介することになると思います。
よろしくお願いします。