今朝、セブ島で暮らす私の日常に、とんでもないハプニングが起こりました。
朝食の準備で、お気に入りのオーガニック・ケージフリー卵を冷蔵庫から取り出した時のことです。
まさか、あの高級卵がこんなことになっているとは夢にも思いませんでした。殻を割ろうとしたのですが、なぜかうまく割れない。
やっとのことで小さな亀裂を入れると、そこからヌルリと流れ出てきたのは、黄土色をした、黄身とはほど遠いさらっとした液体。
そして、その瞬間、部屋中に充満した悪臭たるや!一瞬にして空気が凍りつき、私の五感は「腐敗」という現実に包まれました。
殻の内側の薄皮が破れないまま、小さな亀裂からその「何か」が噴き出してきたのでしょう。
慌てて強力な換気扇を回し、ジップロックに密閉してゴミ箱へ。
朝から大事件です。

日本ではありえない!?セブの「リアル」
おそらく今の日本では、こんなことはまず起こらないでしょう。
ましてや、私が購入したのは、セブの大手スーパーマーケットで「オーガニック」「ケージフリー」と銘打たれた、卵の中でもかなりの高級品。
安全と安心を求めて選んだはずの卵に、まさかこんな落とし穴があったとは…。
朝からかなりのショックを受けたのは確かです。

でも、奇妙なことに、この衝撃的な出来事のあと、なんだか笑えてきたんです。
だって、卵がこんな風に腐るなんて、一体どれだけの人が知っているでしょうか?
もしかして私、かなり貴重な経験をしたんじゃない!?と。ショックは受けたけれど、幸いなことに体に害はない。
この「腐卵事件」は、ある意味、セブ島という場所が持つ「リアル」を象徴しているのかもしれません。
腐った卵が導いた、セブの「生命力」
私が住む一角は、セブの中でも比較的安全なエリアだと言われています。
しかし、その一歩外に出れば、また違うセブの顔があります。
街を歩けば物乞いを見かけ、炎天下の中、裸足で下着もつけずに歩く子どもたち。
薬物の影響だろうか、何やら叫んだり笑ったりしている人たち。
その一方で、目を輝かせながら学ぶ学生たち、真剣な眼差しで仕事に取り組む人々もたくさんいます。
何より印象的なのは、セブの人々の暮らしに根付く活気と生命力です。
どこへ行っても子どもが多く、大家族で食卓を囲むにぎやかな光景は、まるで私の育った日本の昔を見ているよう。
彼らの飾らない笑顔、力強い眼差し、そしてたくましく生きる姿に、私はいつも底知れないパワーをもらっています。
腐った卵から始まった今日の1日。
普通なら憂鬱な気分になりそうなものですが、なぜか私は落ち込むことなく、いつものようにパワーいっぱいで過ごしています。
これは一体どういうことだろう?自分でもうまく説明できないのですが、きっとこの土地の人々が持つポジティブなエネルギー、彼らの「生きる力」を、私自身も無意識のうちにいただいているのかもしれない、と感じています。
セブ島での暮らしは、予測不能な出来事の連続です。
でも、その一つ一つが、私に新たな視点と、どこか不思議な活力を与えてくれるのです。
今日の腐卵事件も、きっとその一つ。因みに買った卵はこれでした。

皆さんは、こんな衝撃的な「卵の真実」をご存知でしたか?
そして、異国の地でこんな経験をしたら、どんな感情を抱くでしょうか?
