毎年春になると、ドクダミの葉から芳香蒸留水を抽出しています。
春の植物からたくさんのパワーを頂きましょう。
どくだみは、春から夏にかけて力強く成長を続けます、繁殖力も強いですね。
抜いても抜いても根が強くはびこって、消えていくことがありません。いわば厄介者!
独特な臭い!確かに臭いともいえます。
化粧水にすると、あらあら不思議!!
「あら?」なにかしら。。。と、なります。
蒸留してから日数が経つと、香りにも変化が出てきます。
それを期待しながら使うのも、洗顔後の楽しみになってきます。
私のレシピは、
葉の量:芳香蒸留水=1:2
ちょっと贅沢な割合です。
(生の葉の量の2.5~3倍くらいの蒸留水をとっても良いと思います。)
葉が200gだったら、蒸留水を400~500ccほど採取した時点で、火を止めます。
残りのドクダ液はお風呂に入れて使うと良いですよ。
お肌スベスベになります。
保管は冷蔵庫で。
ドクダミ芳香蒸留水に植物グリセリンを少量くわえて、化粧水として使えます。
私はグリセリンをくわえないそのままのドクダミフローラルウォーターで、十分にすべすべ・しっとりお肌になります。
身体全体につけても良い感じのしっとり感。
ぜひお試しくださいね。
ドクダミ豆知識
ドクダミの芳香蒸留水、主成分はリナロールです。
ドクダミのあの香りからリナロール?と頭をかしげる方も多いかしら。
水蒸気蒸留法で抽出すると、芳香蒸留水の上に浮いてくる成分が精油です。
(ほんの少ししか取れませんが)
リナロールは、一般的には心が穏やかになる香りです。
リナロールの作用として鎮静、抗不安、抗菌、抗炎症作用などがあげられます。
リナロールはアルコールなので、水にもよく溶けて水蒸気蒸留しても良い香りは残ります。