良性発作性頭位めまい症 発症から回復まで体験記(9日目めまい発作起こらず!)

【良性発作性頭位めまい症】始まりの時

2月10日朝ベッドから起き上がろうとした時だった。
激しいめまいに襲われて、ベッドに倒れ落ちた。

実は、私は【めまい】が初めてで、その時は全く何が起きているのかが分からなかった。
ただただフラフラして立ちあげれない。
立とうとすると左にぐるっと振り回される感覚があり、頭がふらつく。
怖い!

左に振られて、顔からベッドに倒れ込み、起き上がろうにも起き上がれない。
顔をベッドに押し付けたままだと落ち着く。
同じ体制でドアに近い側のベッドの端まで移動する。
とりあえずはめまいはしていない。
そっと、左足をベッドから床へ降ろし、床に左足をつける。
顔はベッドに突っ伏したままで、そっと右足も床へと移動。
めまいは起こらない。

腕に力を入れて、上体を起こそうとする。
目が回る。
しかし、その体制を頑張って維持。
めまいが収まる。

ベッドヘッドにつかまりながら、なんとか立ち上がる。
不思議!
めまいは起こらない。
立ち上がってしまえば、眩暈もしないしフラツキもしない。

近所のクリニックを受診

予防接種を受けたり風邪をひいたりした時に診てもらうクリニックです。
激しいめまいは朝起きた時だけで、その後、めまいはありません。
しかし、初めての激しいめまいの感覚がずっと残ってる奇妙なふわっとした感じは続いています。
それから、めまいの怖さから動き方がいつもの自分とは違う!慎重なふるまいになってます。(笑)
立ち上がったり振り返ったりが、「倒れるかもしれない」を自然と想定しているようです。

内科の先生ですが、
「脳に問題がないか」もテスト形式でチェックをしてくださいました。
脳が原因のめまいではないだろうとの診断です。
診断は「良性発作性頭位めまい症」というみたてです。
–耳石が半規管に入ったためのめまいなので、耳石がリンパに乗って半規管から出て行かない限りめまいは続く。そのための運動を教えてもらいました。エプリー法–
内服薬【メリスロン12㎎】が4日分処方されました。
先生は、即効性は無いですよー。安心材料の一つとして。。。処方しておきますね。的な根本が治るわけではないということをはっきり伝えてくれました。
めまいが無くなるのは耳石が三半規管から移動しないことにはどうにもならない!

「心配はいらないでしょう」ということでしたが、目覚めた時左足がすごく痺れていたんです。
こんなことは初めて!
その後に激しい眩暈です。
ちょっと心配なので、先生におねがいして、脳神経外科にも紹介状を書いて頂きました。

脳神経外科でMRI画像診断=>良性発作性頭位めまい症

あいにく紹介されたクリニックは水曜日が休診日。
翌11日は建国記念日で休み。
受診は12日金曜日になりました。
発症から3日目です。

診察室で、問診のあと脳に問題があるめまいかどうかの診察を受け、一昨日診察していただいた医師と同じ診断【良性発作性頭位めまい症】と診断名が出ました。が、紹介状持参だったので、脳の画像診断をした後、もう一度説明をしてくださることになりました。

初!脳のMRI。
装置のベッドに横になります。やはりめまいが!
横になるのは怖いです。
でも体勢が決まってしまえばめまいもしない。
検査?撮影?が始まると大きな金属的な音がするんですね~。
耳栓をしていてもいろいろな高低の金属音は、爆音レベルでした。


検査後画像診断に結果を医師から説明を受ける。
脳の状態・血管の状態その他不安要素は全く見られないとお墨付きを頂き、はじめの診断結果同様に病名は良性発作性頭位めまい症に確定です。

運動?体操?などなど・・・とにかくめまいを怖がらず積極的に動いて耳石を移動させること!これが、私のめまい解決法と理解しました。

良性発作性頭位めまい症とは

良性発作性頭位めまい症というのは、
内耳の耳石器にある耳石(炭酸カルシウムの塊)が何らかの影響で剥がれ落ちて、半規管へ入り込むことによってめまいが起きる病気だとそうです。

半規管の中にはクプラ(ゼラチン状の物質)というものがあり、リンパの流れが起こるとそのクプラが傾く。
その情報を脳へと伝え、身体全体のバランスをとる。
その半規管の中に耳石器から耳石が入り込んでしまうとリンパの流れが乱れてめまいが起こる。
耳石の位置によって一定の動作でめまいが発症。

症状は・・・
・耳鳴り・聞こえが悪いなどの症状はなくめまいのみでそのめまいもすぐに改善する(1分以内)。
・私の場合は、強烈なめまいでした。でもすぐに収まる。(2,3呼吸で収まっていった)
・回転性のめまい(ぐるぐると目を回したときのようなめまい)が生じる。
・特定の方向に頭を動かしたときにだけ症状が見られる。(私は寝たり起きあがったりするときだけ)
・自分自身で眼球が左右にはげしく振れるのを感じた。
・発病直後は、動作してすぐに激しいめまいが起こったが、徐々に体勢が変わって一呼吸おいてからめまいが起こるようになり、その後めまいから解放された。(回復さるのに8日間かかった)
・【特別治療をしなくても数日から2週間程度で軽快することが多い】と書かれてるのもありますが、めまいの強さや頻度にもよるでしょうね。
私の場合は、何もせずに(医者にもかからずに)様子を見る・・・なんてことはできないほど激しいめまいでした。
強力な磁石で吸い寄せられるような倒れ方でベッドに顔から突っ伏したり、鼻を膝にぶつけて、強打したり・・・さんざん。

医師の話では、20代でもかかる病気で、老化だけが原因ではないそうですよ。
でも、若い人より高齢の人のほうがかかる人数は多いそうです。
そして男性より女性の発病率のほうが高いそうです。

良性発作性頭位めまい症の治療方法

・頭位治療頭・・・決まった順番で、特定の方向に傾けることで、半規管に入り込んだ耳石を体外へ排出する治療

・フレンツェル眼鏡・・・特殊な眼鏡や、小型CCDカメラなどを用いて眼球の動きを観察し、三半規管に入り込んだ耳石の位置を見つけ出し治療する

・投薬・・・めまいの恐怖心を取り除く(抗めまい薬や抗不安薬などによる薬物療法)

・エプリー法・・・自分自身で行う耳石を移動させる運動。

・耳鼻咽喉科受診で耳石を動かす治療もできるようですね。
(私は耳鼻科受診してないのでわかりませんが、ネットではそんなことも読みました)

改善体操

私が行った良性発作性頭位めまい症の耳石の位置を移動させる方法。
中でもこの動きは、効きました!というか、激しいめまいがおこりました。
あえて、めまいを起こす動きが改善にもつながると聞いたので、がんばりましたよ。(笑)

ベッドの中央に座り、足は床につける。この姿勢から、右側にバタッと倒し、またもとの位置に戻り、次は左に倒れ、元の位置に戻り、真後ろにバタッと倒し元のこの姿勢に戻す。
右側に90度身体を倒す。
ベッドの中央に座り、足は床につける。この姿勢から、右側にバタッと倒し、またもとの位置に戻り、次は左に倒れ、元の位置に戻り、真後ろにバタッと倒し元のこの姿勢に戻す。
怖いけれど、がんばって一気に倒れる
左にバタッと倒れる
ベッドの中央に座り、足は床につける。この姿勢から、右側にバタッと倒し、またもとの位置に戻り、次は左に倒れ、元の位置に戻り、真後ろにバタッと倒し元のこの姿勢に戻す。
真後ろにドタッと倒れる

再発防止のためにできること

長時間同じ姿勢でいたり頭を動かさずにいたりすることを避けるのが最良の方法。
私は、寝てる間に、ほとんど寝返りをしないらしいんです。
寝相は凄くいい!同じ姿勢で天井をむいて寝ています。
夫は、時々「全く動かないので、死んでるんじゃないか」と思うことがあるようです。
(生きてるか死んでるか、気持ち良く眠ってる人の身体を突っついて反応を伺う行動をとります。<=私としては迷惑なこと)
それで、今回このような病気になったのだろうか!

あと、デスクワークも長時間になるとよくない。
定期的に姿勢を変えてみたり身体を動かすことが必要なだそうです。

ラジオ体操第一
これは、良性発作性頭位めまい症改善・再発防止に役立つ体操。
からだを大きく使いダイナミックに全身を動かす誰もが知ってる動きです。
ラジオ体操を真剣にやると、ダイエットになるとも言われてますよね。
何かと効果がある体操なので、同じ姿勢を長時間続けたときには休憩時に取り入れると良いと思ってます。

治って思うこと・・・

今まで普通にできていたことが、出来なくなる怖さを知りました。
足をねんざして腫れている、とか指を包丁で切って傷口が痛いとか、見た目で分かる外傷と違い、めまいは見た目ではわかりません。
私の場合は、ランニングもできるし、立ち上がっていればめまいがしてふらつくこともない。
特に困ったことは起こらないのです。
ただ、ストレッチをするのにマットに横になると、強いめまいに襲われて、フラフラ。
ルーティンで行っていたyogaは全くできません!
このまま、これから先もyogaができない生活。。。と思うと、ガックリ。気分も落ち込む。

出来ていたことが急にできなくなる!これは、あるあるな事なんですね。
「練習を続けていれば、段々できるようになる」が常識だと思っていたけれど、病気で全くできなくなっちゃうことを体験しました。
池江里佳子さんが病に侵されたのも急な事でした。本当につらかったと思います。
今、また元気にタイムを伸ばしつつ水泳を楽しんでる姿を見るのはすごくうれしいことですし、気持ちがわかります。
毎日、出来ることに感謝しながら、出来たことに満足して生活したいと思いました。

たぶん、年をとる、老化するというのは、こうやってできなくなることの連続なのかもしれない。
だから毎日出来ることを楽しもう!と思っています。





この記事を書いた人

haomei

夫婦の時間が多くなってきたオーバー60の私達。私たちスタイルの暮らし方を綴っています。退職後の二人での生活。趣味や旅行のお話。老後の過ごし方を考えたり、子供たち家族との楽しいひと時のことなど。