下肢静脈瘤レーザー手術を受けました

以前からふくらはぎにこぶ状の血管が浮き出てるところが、
左足が2か所と右足にもその予備軍と思われる個所があり、気になっていました。

大きな身体のおばあさんの足によく見られるようなアレです!

年齢のせいで仕方のないことなのかしら・・・?
私は小さな身体なのになぜかしら??
なんて思いながら諦めていた静脈瘤。。。

3,4年ほど前だったかしらテレビ番組で壊れてる静脈を抜き取る手術が紹介されました。

私自身はその番組を見てないのです(放映の翌日友達から聞かされました)が、
そのころから静脈瘤の治療について本やマスコミが取り上げてくれるようになったように思います。

「静脈瘤は静脈にある弁が壊れて心臓に戻らなければならない血液が、
逆流して血管内にたまってコブになっている」のだそうです。

そして、「その壊れてしまった弁は元通りにはならない」 =「治らない」

「見た目だけではなく、放っておくと足がつったり色素沈着したり稀には壊死・・・なんてこともある」
しかし、すぐに命にかかわるような病気ではない。

解決策としては、治らないのなら
①進行を遅らす
②壊れた血管を取り除く
・・・この①か②の方法しかない。

2年間ほど①の方法で頑張ってみました。

①進行を遅らすためには弾性ストッキングを着用する。・・・足はむくまずそこのところは快適だけど、つま先などきつい靴を履いているようでつま先の痛みに耐えるのは苦しい・・・。

②壊れた血管を取り除く。・・・ストリッピング手術で壊れた静脈を引き抜いてくる手術です。切開の傷跡が残る。

昨年1月から、以前は自費診療でしか行えなかったレーザー治療が保険適用になりました。

暫くその動向を見ていて、
昨年8月レーザー治療実績件数の多い病院を見つけて受診予約の電話を入れました。

1週間後くらいには受診できるかと思っていたのですが、
なんと初診の予約日は12月1日5カ月も先!!
12月1日の診断で私の静脈瘤はレーザー手術で治すことに決めました。

…で、手術日は一番早くて来年の8月30日!というではありませんか!!びっくりです。

診察までに5カ月待って、手術までに8カ月待った。
そんな長~く待った手術が昨日でした。

実際の手術に要した時間は30分ほど。
足の皮膚に局部麻酔をして静脈内にカテーテルを入れる。
静脈周囲にも麻酔しながら光ファイバーをカテーテルに通してレーザーを照射して壊れた静脈を閉塞する。
それが終ると、コブになった部分の血管を切り取り、手術が終わる。

上の写真のように、きつく包帯を巻かれてその上に弾性ストッキング(つま先無タイプ)をはかされ、
最後に膝をすっぽり覆うきつめのサポーターを装着。
この状態で翌日の診察まで です。

アルコールは3日間禁止、血栓ができないように水分を多めに取り、普段通りの生活をする。

今日は術後の経過をみる診断と消毒に行ってきました。
おかげさまで経過は良好。

お薬は飲んでますが、痛みもありません。
コブになってた部分の血管を切除した傷もくっついていましたが、
念のためテープと防水ガーゼが当ててあります。

明日になるとシャワーが浴びられます。
シャワーを浴びた後にはこの2か所の防水ガーゼを外すことができます。

傷口も3mm位です。
きつく巻かれた包帯もとれ、ふとももからのサポーターも外せて、少し快適になりました。
でもまだ弾性ストッキングは寝てる時も履いてなくてはなりません。
暑い時期に・・・ホントに暑い!!

この記事を書いた人

haomei

夫婦の時間が多くなってきたオーバー60の私達。私たちスタイルの暮らし方を綴っています。退職後の二人での生活。趣味や旅行のお話。老後の過ごし方を考えたり、子供たち家族との楽しいひと時のことなど。