インフルエンザの「異常行動」って本当に・・・

小児・未成年者において、インフルエンザ発症後におくすりの有無にかかわらず「異常行動」などの精神神経症状が発現することが知られています。
と冊子にもかかれています。

知識としては知っていました。
60過ぎでインフルエンザにかかって、「異常行動」の発端となるような幻覚?悪夢?が見えてかなり驚きました。

私の場合は2日目に起こりました。
今でもはっきり覚えている内容が2つあります。

1つ目は・・・
電車に2歳半の孫と一緒に乗っています。
なぜだか、両手いっぱいにスーパーのバッグやらなにやらたくさんの荷物を持っているのです。
降りる駅に着き、ドアが開く前に、孫娘のことをちゃんと確認して(ばぁばの自覚!)ドアが開く。
一歩踏み出したところで両手から、荷物がバラバラと車内に落ちる。一生懸命に拾う。
ホームに一部の荷物を置いて車内に落ちた荷物を拾うのですが、発車のベルが鳴った。
ホームに置いた荷物をもう一度車内に入れる。ドアが閉まる。
一駅先で乗り換えよう・・・とホッとする。
孫がいない!!
ドアが閉まったホームを見る。
孫を探す。
見つけられない。
車内を探す見つからない。

まだ2歳半です。
どうやって見つけたらいいのでしょう!
誘拐されたらどうしよう。

本当に怖かったです。

走り回って、探したかった。
でも、
冷静な私がどこかにいて
インフルエンザで寝てるんだよ。
電車に乗ってるわけがないじゃないの。
ベッドに寝てるんだよ。
と、気付かせてくれました。

2つ目は・・・
車が駐車場にない!

私が乗っている車、すごく気に入っているんです。
今までで最高!

その大切な車が、消えた。
病院に行って、
インフルエンザって言われて、
薬で治療して、
ポカリスエットとOS1を買って帰ってきた。

間違いなく、駐車場に車は泊めた。
それから、私はずっと寝てるでしょ。
どこにも出かけてないよね。

なぜ?車がないの??
ないわけないよ~
どうしたの・・・

と頭の中は大混乱。
冷汗は出るし、心臓ドキドキ。

2つともとてもリアルですごく怖かった。

色々な面で人生経験の少ない10代までのこどもなら、
「逃げ回って叫んだり、走り回ったり」「ベランダから飛び降りる」
こんな行動は、起こすかもしれないと思いましたね。

本当に怖かった。

この記事を書いた人

haomei

夫婦の時間が多くなってきたオーバー60の私達。私たちスタイルの暮らし方を綴っています。退職後の二人での生活。趣味や旅行のお話。老後の過ごし方を考えたり、子供たち家族との楽しいひと時のことなど。