アニサキス アナフィラキシー

今日は、アニサキスのアナフィラキシーについて書こうと思います。

先月18日23時過ぎ夫が全身のかゆみを訴え救急診療を受けました。週末を鴨川で過ごしているときのことです。
翌日早朝から(朝マズメ)から釣りに出かける予定で早い時間にベッドに入りぐっすり眠っていた夫が起きだし、お風呂にお湯を張ったり 騒々しく動き回っていたと思ったら、「また手がかゆい!病院に行く!」と、言出だし、まどろんでいる私は何が起こっているのかすぐには把握できませんでした。

でも何か大変!!すぐに仕度をして近くにある亀田総合病院の救急外来へ車を走らせました。
運転しながら・・・そういえば前にも1度同じようなことがあって、杏林大学病院の救急に連れて行った・・・ことを思い出したのです。

問診から始まり、症状を診て、すぐに点滴が始まりました。
私は医師に呼ばれ、状況を説明されます・・・アナフィラキシーが起こっています。すぐに病院に連れてきていただけて良かったです。
症状がひどくなると、気管がはれて呼吸困難になり、 命を落とすこともあるのです・・・と言われました。

点滴を受けている夫はというと、薬が体内を巡り始めると、腫れていた顔がどんどんと普通の顔に戻り、全身のかゆみもなくなってきて楽になってきているようです。
話す声も普通の声に戻ってきているし…ひとまず、最悪な状態は回避できました。
でも、24時間の監視が必要とのことで、即入院です。

釣りどころではなくなってしまいました。
点滴のおかげで、毒素が出せたのか症状も無くなり翌日には退院できたのですが、何に対してのアレルギー反応だったのかを調べる必要があって、翌週には専門外来で診察および検査をすることになりました。
その検査結果が今日出たのです。

それで、アニサキス がアレルゲンであることが判明しました。

アニサキスってサバやイカにいる回虫で嘔吐や下痢腹痛に苦しむ、生のものを食べた場合に起こることだと思っていたのですが、夫の場合は違うみたい。
たとえば魚肉ソーセージやかまぼこのような加熱処理されているものであってもアニサキスの死骸にも反応してしまうようです。

「魚系を食べないこと」 が対処法なのだそうですが、大好きな魚を食べずにはいられません!ましてや釣りも趣味だし!!
それならば、症状を抑える注射を使うしかない。
自分で、または意識がなくなってしまっていたら一緒にいる私が太ももにブス!と注射を打つ!!
その応急処置をして、速やかに病院へ行かなければならないそうです。

原因が分かってよかった。

これからはこの注射液を持ち歩くことになります。
退職後は海外旅行の回数も滞在日数も増えると思うので、英文の診断書も作ってもらい海外へはそれも持参することになります。
ただこの注射液を持っていると、飛行機に乗るときにトラブルことも多いとか・・・覚せい剤と疑われることもあるようです。
しかし、いつアナフィラキシー(急性全身性のアレルギー)が起こるかわからないわけだから、預けるトランクの中に入れてしまったら意味ないわけだし、困りましたね。

この記事を書いた人

haomei

夫婦の時間が多くなってきたオーバー60の私達。私たちスタイルの暮らし方を綴っています。退職後の二人での生活。趣味や旅行のお話。老後の過ごし方を考えたり、子供たち家族との楽しいひと時のことなど。