金木犀の季節

10月1日、雨戸を開けると金木犀が香ってきました。
昨日まではまったく気づかなかったことだから、突然の香りにびっくり。その香りに導かれて金木犀の木をよ~く見ると、 葉の付け根あたりに小さな白っぽいつぼみがたくさんついている。うれしくなって、庭に飛び出し写真を撮る!つぼみでもこんなにたくさん香るんだね。
秋は金木犀・・・この香りは私に「運動会」と「栗」を思い出させるにおいです。
なぜ運動会と栗なのかわからないけれど、どうしてもその映像が頭に浮かぶ。。。不思議だね。

翌日にはクリーム色からすこしオレンジがかった色味に変わり香りも増してきました。
金木犀の香りと表現されるお茶「安渓鉄観音」や「安渓黄金柱」が飲みたくなってくる。上海では中国茶の学校にも通って勉強したなぁ~・・・なんてことも思い出してきました。最近ではほとんど中国茶を飲まなくなっていたから香りに誘われ、むしょうに中国茶が飲みたい!気分です。
金木犀・・・からは脱線しますが、10月から上海蟹の季節到来なんですよね。(はじめのうちはメスが美味しく、11月からはオスがお勧め)赴任1年目はレストランで食べていたけれど、陽澄湖で買った蟹を香草入りのお湯で蒸して(20分~30分程度)料理してみたら美味しい!レストランで食べるより安いし、家でもおいしく食べられることがわかり、それからは、町の蟹屋さんで上海蟹を買っては家で料理してました。

今日は9日。金木犀って、1週間位で散ってしまうと感じていたのですが、花はまだきれいなオレンジ色で咲いてます。ただ、香りはすごく弱くなってしまいましたが・・・。
子供のころから秋は金木犀、春は沈丁花の強い香りでその季節の始まりを感じていたように思います。
我が家では11月になると香りは無いけど、鮮やかな濃いピンク色の山茶花が咲き始めます。。。この花は冬の始まりを告げる花かな。

この記事を書いた人

haomei

夫婦の時間が多くなってきたオーバー60の私達。私たちスタイルの暮らし方を綴っています。退職後の二人での生活。趣味や旅行のお話。老後の過ごし方を考えたり、子供たち家族との楽しいひと時のことなど。