昨夜から降り続いた雨もあがり、ご覧のとおりの快晴!今日は大山千枚田の棚田で稲刈りの日です。
田植えをしたのが5月9日ちょうど今日は4ヶ月目です。7月に棚田の草刈り作業があったのですが、あいにく旅行中で参加できませんでした。そんなわけで、4ヶ月ぶりに訪れる田んぼです!
お米って、4ヶ月でできちゃうんだ!と、気がつきました。これも、自分で田植えをして、稲刈りに来たからしっかり理解できたことです。なんとなく、田植えの時期だ・・・とか、稲穂が頭を垂れてきたからそろそろ収穫だね・・・という感覚はもっていたけれど、今日始めて、「お米は4ヶ月くらいで収穫できるんだよ」と人にも話せます!!!気づくのちょっと遅すぎかしら??
初稲刈りです。
軍手と長袖・長ズボン、帽子など、身支度を整えて作業手順などの説明を聞きます。まずは、刈り取った稲を束ねて干すための縄つくりからスタートです。
これが、なかなか難しい・・・4本引き抜いたわらの太いほうを足で押さえ、二つに分けてそれぞれをよりながら2本を絡めて編んでゆく・・・竹とんぼを飛ばす要領で手を動かす。あまり硬くよるとうまく結べなくなるので、ほどほどに、ゆるくよります。(これを反対によっていくと、しめ縄のよりになってしまうそうです!)
それを持って、田んぼに降ります。
すごくよく切れそうな鎌が用意されていて、稲刈り初体験の私たちは、刈る稲の持ち方・鎌の使い方を教えてもらって、いよいよ実践です。手を切らないように・・・鎌を自分の足にあてないように・・・教えてもらったとおりに動かしているつもりなのですが、サクッ、サクッとリズミカルに刈れない!!鎌が刺さったままどうにも動かせなくなったり、拍子抜けするほどサクッと刈れたり 。。。う~ん、むずかしい。
片手いっぱいになるまで稲を刈り、一束とします。それを4つ組み合わせて、よってきた縄で束ねます。稲を刈っては束ね、刈っては束ねを繰り返すこと2時間弱。
顔からも滴る汗!もう、着てる洋服もびしょびしょです。事務局の人たちが用意していてくれる冷たいお茶がありがたい。すごく冷えていて、おいしかった。水分補給をまめにしないと、危険なほどの暑さでしたが、参加者全員で、最後まで作業ができました。鎌の扱いにもかなり慣れてきたころには、稲刈り終了!!
田植えと稲刈りのたった2日間の農作業体験でしたが、子供のころ、おばあちゃんに言われていた「お百姓さんが丹精こめて作ったお米なんだから、一粒もむだにしちゃいけないよ。」の言葉を思い出します。